2016年09月18日

上関および周辺地域は生物多様性のホット・スポット

「上関の自然を守る会」が記者会見と山口県へ申し入れ
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上関の自然を守る会が、レッドリスト上関2016(上関の希少野生動植物)を発行。記者会見
その後、山口県に申し入れ。環境保護の観点から上関原発計画が貴重な自然生態系に与える壊滅的な影響についての中国電力の環境アセスメントの不十分さを指摘し、山口県として独自の監視体制の確立を要求してきたところだが、8月3日に山口県知事は6年間も判断を棚上げしてきた原発建設予定地の公有水面埋立免許延長許可を客観的情勢変化もない中で下したことに不信と怒りを抱き、山口県が世界に誇るべき貴重な自然遺産を守るため、埋立許可を取り消すよう具体的には次のとおり、3点について申し入れた。

@現在、改定作業中の山口県レッドデータブックに「レッドリスト上関2016  上関の希少野生動植物」の情報を反映させること。
A知事は2016年8月3日に中国電力に公有水面埋立免許延長許可を出したが、環境保全の観点から中国電力に対し、早急に希少生物調査及び保全計画を提出させること。
B上関の生態系の貴重さは今や世界的に認知されており、公有水面埋立許可を取り消すこと。
県の対応は、まるで人ごとのようで極めて不誠実なものであった。
回答1、各分野の専門家で組織された希少野生動植物保護検討委員会で検討してもらっている。(2017年度末に改定予定)
情報提供があったことは伝える。
回答2.出願時の環境保全図書の中に、新たに重要な動植物の生息や生育が確認された場合は、寛容監視委員会等の意見を聞きつつ、これらの種の生息・生育環境破壊に対する影響が最小限となるよう適切な保全対策を講じることす。とされており、埋立区域内で新たに重要な動植物の生息や生育が確認された場合は、事業者の責任において適切に対応がされるものと考えている。
回答3、@公有水面埋立免許については、法に基づき適正に審査しているものであり、現在、法令等に違反する事実がないので取り消すことは考えていない。
A国のエネルギー政策に基づき、電気事業者である中国電力が進めているものであり、計画は中国電力が判断するもの。
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【ご紹介】
「レッドリスト上関2016 山口県上関の希少野生動植物」…
1、執筆・編集は加藤真・京都大学教授、佐藤正則・鹿児島大学教授など16名の専門家・市民で構成される「レッドリスト上関編集委員会」が作業を行い、完成させたもの・
2、内容は、252種の希少野生動植物が上関町から記録された。そのうち147種は国や山口県のレッドリストに掲載されている種で、さらにそのうち93種は上関原発建設計画地内及びその周辺1kmに生息している。中国電力のこれまでの調査で確認されていない種も含まれている。非常に多くの希少野生動植物が上関町と上関原発建設計画地周辺に生息することが明らかになった、これらの希少野生動植物と自然環境の保全が提言されている。
3、調査活動に対するカンパとして、500円で販売中
4、申込先は…上関の自然を守る会 代表 高島美登里
       TEL 090−8995−8799
       FAX 0820−62−0710
       E-mail midori.t@crocus.ocn.ne.jp



posted by 社民党山口 at 18:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記